【京都アートツアー連動スペシャル企画】 現代アートの専門家に聞く 実践的アート購入ガイド 開催報告

新経済連盟(以下「新経連」)は2026年9月17日、 Art Collaboration Kyoto(ACK)に合わせて実施する11月の京都アートツアーに向けたスペシャル企画として、『実践的アート購入ガイド』を開催いたしました。
トークゲストとして、日本の現代アート界を牽引する東京画廊代表の山本豊津氏、ACKディレクターの服部陽子氏と土井未穂氏をお迎えし、一般的に敷居が高く最初の一歩が踏み出せないと言われる現代アート作品の購入について、アート市場に関する最新潮流などに触れながらお話いただきました。当日は会場・オンラインで多数の皆さまにご参加いただき、和やかな雰囲気のなかであっという間に時間が過ぎていく、大変実りのあるセミナーとなりました。
トークセッションのなかで、山本氏は、「日本ではまずは貴族、次に武家、そして近代以降は起業家が芸術作品を守り、その価値を高めてきた」と歴史的経緯に触れ、現代の企業や経営者とアート作品の親和性を指摘しました。他方、日本の企業では多くの場合にアート作品が役員室など閉じられた空間に置かれ、限られた人の眼にしか触れないという課題があると述べ、企業が購入したアート作品をオープンスペースに展示することが一般的なドイツの例を引き合いに、経営者が率先してアート作品を世に広げることの重要性を強調しました。
ただ、日本でも近年、多くのアートフェアが開かれることで購入のハードルが下がり、特に女性を中心に新たな購入層が増加している現状を述べつつ、山本氏は「意味よりも、まずは直感で作品と向き合うことが大切」と述べ、AIには測れない人間の感性こそがアートの本質であると指摘。アートを所有することで文化的価値と資産価値がともに高まり、それを次の時代の価値へと転換していくことが、これからの情報化社会において重要であると締めくくりました。
今回のセミナーは、実践的な購入知識にとどまらず、アートが企業・社会・個人にもたらす多角的な価値を再認識する機会となりました。新経連では今後も、ビジネスとアートの接点を探り、新たな価値を創出するための場を提供してまいります。
11月の京都アートツアーにご興味のある方は是非以下よりお申し込みください。お待ちしています。
【会場の様子】



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