新経済連盟は6月７日、オンラインセミナー「GXの国内外動向について－経済産業省による直近の政策解説＆新経済連盟カーボンニュートラルWG活動紹介－」を開催しました。今回のセミナーでは、GX推進法の内容を含む政府の最新動向と当連盟の政策提言「新経済連盟カーボンニュートラルビジョン」について解説しました。
具体的には、経済産業省からは、世界各国でGXに向けた政策・投資競争加速の現状、ブレンデッド・ファイナンスなどの新たな金融手法の活用や国際展開戦略を含む「成長志向型カーボンプライシング構想」等の実現・実行に向けた施策、デジタル技術を活用したグリーン市場の需要創出に向けた「可視化」の取り組み、新経連からは、「新経済連盟カーボンニュートラルビジョン」の中で特にポイントとなる内容（マーケットメカニズムの促進やGX投資の効果的なファイナンス）を中心に説明を行いました。
その後のディスカッションの際には、日本がGX分野で世界をリードする上で産業界に期待する取り組み（カーボンフットプリントの実装など）、未だ市場が整備されていないGX関連の先進的な分野（EV充電設備の整備など）で民間金融機関などから融資を引き出す仕組みについて議論が交わされ、また参加者からは、GX推進に不可欠な電化などの新技術に対する融資や政策支援の仕組みについて意見が寄せられ、活発な質疑応答・意見交換となりました。
詳細は以下の説明資料をご覧ください。

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