【パブコメ】内閣府「女性の職業生活における活躍の推進に関する基本方針(案)」のパブリックコメントに意見を提出しました

2025年10月16日、一般社団法人新経済連盟は、内閣府が実施した「女性の職業生活における活躍の推進に関する基本方針(案)」に対する意見を提出しました。
 
【意見の概要】
■全体
本方針に基づく各取組を進めるに当たっては、詳細なKPIを設定した上で進捗管理を行い、PDCAサイクルを効果的に回すよう、留意いただきたい。また、進捗の悪い施策は変更・見直しを適宜行っていただきたい。
 
■女性の職業生活における活躍の推進によって目指すべき社会(P4)
「選択的夫婦別姓制度の実現」を入れるべき。女性の職業生活における活躍の推進には当該制度が必要不可欠であり、国連の女性差別撤廃委員会からも再三の勧告を受けているにも関わらず、約半世紀にわたり放置され続けている我が国の状況は早急に改善がなされるべきである。
 
■事業主が実施すべき女性の職業生活における活躍の推進に関する取組
<基本的な考え方>(P7)
女性の職業生活における活躍の入り口となる採用プロセスにおけるジェンダーギャップは、選考プロセス自体に内在する無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)や非構造化された評価に起因する可能性があることに留意が必要である。実質的な機会の平等を促進するため、採用プロセスの客観性と透明性を高めるための企業の取組を効果的に後押ししいただくことを期待する。
<昇進>(P8)
現状に関する調査・分析が十分であるか、懸念がある。諸外国の取組も参考とし、実効性のある対策を期待する。
<職業生活と家庭生活の両立に関する取組>(P10)
残業をしない働き方に関する体制づくりについて、労働時間の上限規制を含む一律的な労働時間法制は、多様な働き方の希望を阻害する要因となっている。キャリア設計やライフステージ等を背景とした個人の考えが尊重され、働きたい意欲に応える柔軟な労働時間制度が必要である。
 
■中小企業における女性の活躍推進に向けた取組の促進(P15)
「ツールや各種マニュアルの提供」だけでなく、専門家による継続的な伴走支援の強化等、企業のニーズを踏まえた支援策の充実を検討いただきたい。
 
■希望に応じた多様な働き方の実現に向けた支援措置
<再就職支援>(P16)
支援の質及び支援へのアクセス確保のため、各地域で一定水準以上の支援が受けられるよう、国においてサポートいただきたい。
<キャリア教育等の推進>(P16)
女子学生・生徒の理工系分野への進学が低い状況について、原因分析が十分にできているか、懸念される。実効性のある対策を実施するためにも、客観的な問題の所在の把握を十分に行った上、取組を進めていただきたい。
 
■子育て支援環境の整備(P17)
質の高い保育の確保・充実に関し、仕事と家庭を両立できる環境整備の観点を踏まえた上で保育の拡充や改善がなされるよう、支援を行っていただきたい。
 
■情報の収集・整理・提供(P20)
女性の職業生活における活躍に関する国際的な動向に関する情報の収集、整理及び提供に当たっては、日本では夫婦同姓が世界で唯一義務付けられている状況を踏まえ、諸外国の夫婦別姓制度の運用状況等を整理した上、我が国における問題を整理し、提供いただきたい。
 
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