新経済連盟次世代教育ワーキンググループはアントレプレナーシップ教育の実証事業を実施し、報告書を取りまとめました

一般社団法人新経済連盟次世代教育ワーキンググループ(以下「本WG」)は、自治体と連携し、2025年9月から2026年1月にかけて同市内の中学校においてアントレプレナーシップ教育の実証事業(以下「本事業」)を実施し、この度、報告書を取りまとめました。

■事業概要
本事業は、本WG所属企業である株式会社教育と探求社が開発した学習プログラムを活用して中学生を対象に授業を行い(※1)、学習前後でのコンピテンシー(非認知能力・主体性などの変化測定)を調査(※2)しました。
(※1)「自分で何かを始める」楽しさを体感しながら試行錯誤を重ね発想力や創造力、チャレンジ精神を育むことにより、主体性や「ゼロからの価値を生み出す力」を喚起することを目的とし、商品開発を体験する授業(以下「アントレ教育」)を16コマ実施しました。
(※2)アントレ教育実施校と非実施校に対し、プログラム実施前後のコンピテンシー等に関するアンケート調査を実施しました。なお、調査データの集計・分析は株式会社日本リサーチセンターにて実施しました。

■結果概要
・アントレ教育を受けた生徒に対して「アントレ教育を終えての意識」を聞いた調査では、「自分の役に立つ経験になったと感じた」「うまくいったという手ごたえを感じた」「このプログラム(授業)全体を終えて、いろいろなことにチャレンジしたいと感じた」という設問に対して「当てはまる」と回答した生徒が8割を超え、アントレ教育に対して肯定的な評価が見受けられました。
・アントレ教育実施校において有意に上昇した項目は「どんな商品・サービスが売れるかを考えてみることが好きだ」というものでした。
・アントレ教育実施校のうち、特定のグループにおいてアントレ教育後に有意に上昇した項目については以下のとおりとなっており、特に、学校が好きではなかったり学びに関する意欲が低い層においてアントレ教育が効果的であったことが示唆されました。
 ・学校が好きではない層において「情報収集・活用力「わからないことがある時に参考になりそうな情報を集め、他人と話し合うことができる」が有意に上昇
 ・学校の勉強以外の学びの意欲が低い層において、「課題処理・遂行力」「情報収集・活用力」アントレプレナーシップの指標として位置づけた「今あるものを活用して、新しいものを作ってみたい」など、多くの項目が有意に上昇しました。
・学力調査の結果と今回調査したコンピテンシーには関係が見られませんでした。

詳細は、アントレプレナーシップ教育 調査報告書をご覧ください。

本WGでは、次世代教育の実現に向け、今後もアントレプレナーシップ教育の取組を進めてまいります。

アントレプレナーシップ教育 調査報告書

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