【オンラインセミナー】「SDGsの実践へ向けて-スポーツを社会変革の力に!-」を開催しました
新経済連盟(以下、「新経連」)は、6月11日、オンラインセミナー「SDGsの実践へ向けて-スポーツを社会変革の力に!-」を開催しました。
今回のセミナーでは、ユニファースト株式会社代表取締役 橋本敦様、大正大学准教授 林恒宏様、日本財団パラリンピックサポートセンター 根木慎志様よりご講演いただきました。
橋本様からは、企業としてのSDGsの捉え方、「着られるエコバック」などSDGs関連商品の紹介、留学生採用など多様性への取組についてお話いただき、社員とその家族を大切にする経営を実践することがサステナビリティ経営につながるという示唆に富んだお話をいただきました。また、社員旅行でホノルル駅伝に出場するなどスポーツを経営に生かす好事例もご紹介いただきました。
また、林様からは、「スポーツ×SDGs×企業」と題し、背景としてオリパラ後のスポーツの外部環境への不安、グローバル化や地域課題解決に果たすスポーツの可能性、日本のイノベーション加速化の必要性についてご説明いただいた後、SDGsの各ゴールとスポーツの関係、共通言語としてのSDGsの価値やCSRからCSV(Creating Shared Value)へという多岐にわたる解説をいただきました。
根木様からは、日本財団パラリンピックサポートセンターのご紹介のほか、パラリンピアンとして「誰もが違いを認めて素敵に輝ける社会を目指す」という目標のもと、全国の3600校延べ80万人を超える生徒に対して行っているパラスポーツ体験出前授業の紹介、生徒とのやりとりの中で得られた気づき、生き生きとした生徒の表情などを映像などを通じて伝えていただきました。
【講演資料】
ユニファースト株式会社代表取締役 橋本敦様 講演資料はこちら
大正大学准教授 林恒宏様 講演資料はこちら
参加者からは、スポーツ団体自身のスポーツの価値への理解の重要性、パラスポーツにおけるジェンダー平等への取組、スポーツと企業の関係など様々な質問がなされ、講演者との活発な意見交換がなされました。
新経連としては、会員の皆様のご関心の高い政策テーマについて、引き続きセミナーを開催して参ります。