【ハイブリッドセミナー】JX DRIVE!「インド高度人材と日本企業の連携可能性」
2025.06.10

概要
新経連が掲げる【Japan Transformation=JX】。新経済連盟と理念と実践を凝縮した「JX」を、さらに前に推し進めるため様々なテーマを真正面から議論するシリーズが、この【JX DRIVE!】です。最前線で活躍する経営者や専門家をお招きし、日本がより良い方向に進むために、経営者や次世代のリーダー候補の素養として、そして企業や社会に何が必要かを、参加者の皆さんとともに考えていきます。
本セミナーでは、「インド高度人材と日本企業の連携可能性」として、日本企業においてインド高度人材の活躍を実現している企業の具体的経験も踏まえながら、インド人材を日本企業が受け入れるメリットやインド人材の持つ可能性についてパネルディスカッションを行います。その後、日系企業でインド高度人材の受け入れに関心のある企業向けのサポートプログラムについての紹介をいたします。
人口世界一のインドでは経済成長が著しい一方、若者の数も多いことから雇用不足が社会問題になる中、日本ではIT人材の不足が続いています。そうした背景を受け、日本政府は5年間で5万人以上の日印人材交流を目指すとの方針を打ち出しました。
「JX」は、日本を根本的に変えていくために、日本を「人・知・金」が世界から集まる国にする、ということを大きなスローガンとして掲げていますが、3回目の今回は、その「人」の部分に焦点を当てたセミナーを開催します。人材を確保し、イノベーションを生み出し、国力を向上させ、日本の将来を明るいものにしていくために、高度人材獲得は重要課題です。
日時・場所
- イベント名:JX DRIVE!「インド高度人材と日本企業の連携可能性」
- 開催日時:
6月27日(金)15:00-17:00
■会場:虎ノ門琴平タワー 3F会議室(港区虎ノ門1-2-8)
オンライン:Zoom meeting(お申込みいただいたのち、URLをご送付します)
詳細
■主な内容
1. インド高度人材受け入れの背景
2024年8月に額賀衆院議長がインドを訪問し、モディ首相と面会し5年間で5万人以上の日印人材交流を目指すとの方針を打ち出しました。
経済産業省では、半導体やAIなどの日本の成長産業に対し、インドが持つ豊富なIT・技術系人材を日本企業に招くことで、日本経済の持続的成長や技術革新の促進を図ります。そして、日本企業によるインド人材の受け入れ態勢の整備や、大学間の留学・共同研究の推進などを通じ、多くの側面から両国間での人材交流を促すことを目指しています。
2-1.インドから日本企業への就職定着事業について
「日本企業向けのインド人材受入準備支援」「日本企業におけるインターンシッププログラムの運営」等に関心のある企業向けに、経済産業省令和6年度補正「グローバルサウスとの連携強化に資する共創型技術人材交流事業(インドから日本企業への就職定着事業)」に関する紹介を行います。
2-2. 本事業に参加する企業のメリット
インド工科大学(IIT)を含めたハイレベルなインドの人材のインターン・採用に関心のある企業の情報収集を希望する企業が参加することのできる公募制の事業について紹介を行います。
また、本事業の参加を通じ、企業は以下のような支援を受けることができます。
● インターンシップ受入れに係る支援
● インド現地での就職関連イベント参加機会の提供
● インターンシップ実施に係る一部費用の負担
● 啓発イベントに係る一部費用の負担
・セミナー概要
(1) インド高度人材と日本企業の連携可能性 パネルディスカッション
(2) 事業概要説明
(3) 質疑応答
■参加料:無料
■会場定員:先着30名 (※人数に限りがございますので、お申し込み後、こちらから改めて確定のご案内をいたします。)
オンライン定員:なし
■参加資格:新経連の会員企業の方、登壇者または事務局からの紹介を受けた方
■開催形式:会場とオンラインのハイブリッド
※オンラインはZoomを使用(お申込みいただいたのち、URLをご送付します)
上記の登録フォームよりお名前、会社名、お役職、メールアドレスをご入力の上、送信ください。事務局による承認後、ご登録いただいたメールアドレスに当日のミーティングURLを記載したメールが配信されます。開催日時になりましたらリンクをクリックし、ご参加ください。
■登壇者(予定)

・西山 直隆 氏(Tech JAPAN株式会社 代表取締役)
デロイトトーマツグループにてベンチャー企業の成長支援に従事。アジア地域統括として多くの日印ビジネス連携を創出。2019年インドの力で日本企業の可能性を拓くことを目的にTech Japanを創業。インド最高峰の理系教育機関であるインド工科大学(通称IIT)と独自に提携し、学内で活用されている唯一のリクルーティング・プラットフォームを開発。現在、連携しているIIT卒業年度の学生のうち3人に1人が登録する、最大のIIT人材データベースを運営。現在はインドでのグローバルケイパビリティセンター(GCC)の構築支援も行っており、一気通貫して日印テクノロジー分野の連携を推進している。

・若狹 建 氏(Tech Japan株式会社 シニアテクニカルアドバイザー/合同会社桜文舎 代表社員CEO)
東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻修了後、富士通研究所、Sun Microsystems、Sonyでソフトウェア開発に携わる。その後GoogleにてGoogle MapsおよびAndroid OSの開発に携わる。Appleでのシステムソフトウェア開発、LINEでのLINEメッセンジャークライアント開発統括を経て、2019年よりメルカリに参画。執行役員としてCTO Marketplace、Group CTOを歴任。2022年からはMercari India取締役Managing Directorも兼務。2024年に退任後、現在は数社の技術アドバイザーや技術顧問を務める。

・山田 達也 氏(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社 グローバル事業部マネジャー)
大手銀行・外資系コンサルで、メガバンク向けサービス開発や業務BPR、勘定系システム更改、ネット銀行設立などに従事。
大手情報会社では、人材採用Webメディアやイベント事業において、事業戦略・商品戦略・プロダクト開発などを統括。次世代サービスの構想や実証実験による商品ポートフォリオ改革など、中期戦略の策定をリード。
その後、医療系スタートアップで事業企画部長や海外法人の会長兼社長として、理念浸透、戦略立案、採用・人事改革、M&A、新規事業開発などを推進。
2024年よりデロイトトーマツベンチャーサポートにて、日本・海外スタートアップのクロスボーダー支援に従事、特にアジア・インド地域を中心に活動。
・ 依田様(経済産業省 通商政策局 南西アジア室総括係長)
■申込締切:6月26日(木)まで ※定員が埋まり次第締切とさせていただきます。