5月25日、JOC「アスナビ説明会」を共催しました

5月25日、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)「アスナビ」説明会を共催し、新経済連盟会員等企業の多くが参加しました。
  
アスナビとは、企業・アスリートの相互理解を図り、両者にとって有益なマッチングを実現させるため、JOCが平成22年より実施する活動です。安心して競技に取り組める環境を望むトップアスリートと、彼らを採用し応援することで、社内に新たな活力が生まれることなどを期待する企業との間に、Win-Winの関係を築いていくことを目的とするものです。
   
今回、昨年に引き続いて新経済連盟として3回目のアスナビ説明会が実現し、会員企業の人事担当者をはじめ多くの関係者が出席しました。
   
はじめに、JOC理事の星野一朗様、当連盟植野伸一幹事(アサツー ディ・ケイ代表取締役社長)から挨拶がありました。

アサツー ディ・ケイ代表取締役社長 植野伸一 様
  
つづいて、アスナビを通じたアスリートの採用実績がある株式会社ソケッツ様(当連盟会員企業)より、採用事例の紹介がありました。アスナビ説明会で直感的に採用したいと思う選手に会い採用に至ったこと、成績が芳しくない時期も目標に向かって頑張る姿が他の社員にも活力をもたらしていること、企業として選手を雇用し応援していく上での課題などお話いただき、参加者は熱心に耳を傾けていました。
株式会社ソケッツ 代表取締役社長 浦部浩司 様
  
さらに、元バレーボール選手で3回のオリンピック出場経験があり、現在はスポーツキャスターとしてご活躍中の大林素子様が登壇され、参加選手たちへの応援メッセージを送っていただきました。ご自身の現役時代は実業団に入れなかった場合は競技を辞めるしか選択肢がなかったので、このようなマッチングの場は大変ありがたいこと、この後の登壇アスリートのプレゼンテーションを見守ってほしいと温かい言葉で緊張をほぐしてくださいました。

大林素子 様
   
その後、就職希望トップアスリート5名によるプレゼンテーションがありました。競技にかける思いや企業に採用された場合の意気込みなどを熱く語ってくださいました。
 
テコンドー 前田 寿隆 選手
ラグビーフットボール 小出 深冬 選手
ボブスレー 浅野 晃佑 選手
パラ・パワーリフティング 大堂 秀樹 選手
ゴールボール 辻村 真貴 選手   
 
最後の名刺交換の場では、トップアスリートの方と企業の担当者が熱心に話し込む姿がみられました。
 
今回のマッチングの場を通じて、一人でも多くのトップアスリートの方たちが競技に打ち込める環境を実現されることを祈念しています。
新経済連盟は、引き続き、こうしたアスナビの取組を含めトップアスリートたちや日本のスポーツ活性化のために尽力して参ります。
  
  
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