最先端社会・スマートネイション実現のための提言を提出しました
本日、当連盟の電子政府推進TF(リーダー:由利 孝テクマトリックス株式会社 代表取締役社長)での議論を踏まえ、「最先端社会・スマートネイションの実現に向けて~データ利活用の環境整備~」と題した提言書を、島尻安伊子IT担当大臣、河野太郎規制改革担当大臣宛てに提出いたしました。
【提言概要】
マイナンバー制度の運用開始を機に、更なるIT利活用・データ利活用を進め、「最先端社会・スマートネイション」を実現するための具体策を提言するもの。
1. データの利活用
官民データ利活用に向けた環境整備、データ流通市場の確立など
2. デジタルファーストの徹底
基本理念の法定化と対面書面原則撤廃に向けた関係法令見直し
法人番号の活用や法人ポータルの開設、行政手続きコストの削減
「欧州委員会 電子政府行動計画」等参考とすべき諸外国のIT原則
3. 新経済・新産業発展のための環境整備
シェアリングエコノミー、Fintech促進のためのルール整備
新技術・新サービスの実践推奨
4. マイナンバー制度の利活用
国民が利便性を実感できる「キラーコンテンツ」の充実
(健康保険証、運転免許証、子育てワンストップ等)
公的個人認証の民間利用の拡大
スマホからのアクセスの早期実現
電子署名・マイナポータルの基盤整備
基幹システムのガバナンス強化 など
*上記提言を、パブコメ「世界最先端IT国家創造宣言に対する意見の募集について」に対しても
提出しています(2016年4月28日)。
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