ベンチャー・フィランソロピー、社会的インパクト投資に関する提言を発表しました
本日、当連盟内での議論を踏まえ、「ベンチャー・フィランソロピーと社会的インパクト投資に関する提言」を発表するとともに、関係大臣および自民党政策調査会・公益法人NPO等特別委員会に提出しました。
提言書は以下よりご覧ください。
『ベンチャー・フィランソロピーと社会的インパクト投資に関する提言』.pdf
【提言概要】
1.背景
近年、多様化・深刻化する社会的課題を解決するため、ソーシャル・ビジネスの役割が拡大。しかし、日本では、寄付や、収益を第一目的としない投融資に依存する事業主体が欧米と比べ少ない。
2.フィランソロピーエコシステム
アメリカでは、シリコンバレーを中心とする起業家が、ベンチャー・フィランソロピーや社会的インパクト投資によって、ソーシャル・ビジネスに資金を効率的に配分し、成功の果実を社会に還元するという「フィランソロピーエコシステム」が形成されている。
日本でも、このようなサイクルを広げ、成長と「新しい分配」の好循環を生むことが課題。
3.制度の見直し要望
公益法人制度の見直し等を通じたベンチャー・フィランソロピー、社会的インパクト投資の促進を成長戦略に位置付けたうえで、必要な法体系の見直し等を国は
行っていくべき。
あわせて、資産寄付税制の拡充等により、日本での個人寄付拡大を図るべき。
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