会員セミナー「多様な働き方を尊重するダイバーシティ経営への取り組み -がんになっても安心して働ける職場づくりにむけて- 」を開催しました

7月26日、会員セミナー「多様な働き方を尊重するダイバーシティ経営への取り組み -がんになっても安心して働ける職場づくりにむけて- 」を開催しました。

近年、医療技術の進歩や労働環境の多様化等を背景に、治療をしながら仕事の継続を希望する従業員のニーズが高まっており、特にがん患者の方の就業継続がクローズアップされています。

働く意欲や能力があっても、治療と仕事の両立を支援する環境が十分に整備されておらず、就業を継続したり、休職後に復職したりすることが困難なケースが多くあります。治療と仕事の両立を推進していくためには、がんに対する企業側の理解と、経営者と社員、医療機関、行政の連携が必要不可欠です。

今回のセミナーでは、国立がん研究センターのがん対策情報センターで、がんサバイバーシップ支援部長を務める高橋 都様を講師にお招きし、国立がん研究センターが協力企業と共に5年に亘って取り組んでこられた「『がんと共に働く』プロジェクト」の集大成として、本年5月に出版された「がんになっても安心して働ける職場づくりガイドブック」のご紹介と合わせて、様々な事例紹介や具体的な対応策についてご講演頂きました。


講師:国立がん研究センター がん対策情報センター がんサバイバーシップ支援部長 高橋 都 様

新経済連盟としましては、理解ある職場風土の形成や柔軟な勤務形態といった「がんになっても安心して働ける職場づくり」が働き方の多様性を確保し、会社としてダイバーシティの実現にもつながっていくと考え、今後もこうした取り組みに協力してまいりたいと考えております。

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