「ITツール導入による中小企業等の生産性向上支援のための補助金」募集のご案内と、会員セミナー開催のご報告

9月6日、会員セミナー「経産省・IT導入等補助金に関する説明会」を開催しました。
また、上記セミナーにて説明の「経産省・ITツール導入による中小企業等の生産性向上支援のための補助金」について9月12日より募集が始まりましたので合わせてご案内いたします。

<<「ITツール導入による中小企業等の生産性向上支援のための補助金」募集について>>
「 IT導入補助金」は、中小企業の皆様の生産性向上を実現するため、業務効率化や売上向上に役立つITツール(ソフトフェア、アプリ、サービス等)の導入を支援するものです。

以下募集概要になりますので、ご覧ください。

【補助金の概要】(IT導入補助金事務局ホームページ:https://www.it-hojo.jp/
1.補助対象事業者
中小企業、小規模事業者

2.補助対象ツール
顧客管理システム、在庫管理システム、予約管理システム、ホームページ開設など事務局ホームページに公開されているITツールが対象

3.補助額、補助率
補助額が50万円(上限)~15万円(下限)、補助率は1/2

4.スケジュール ※2次公募まではすでに終了
3次公募 9月12日~11月19日

5.申請フロー
①指定支援事業者やITツールの選定
②補助金申請(IT導入支援事業者による代理申請)
③ITツールの発注・契約・支払い(補助事業の実施)
④事業実績報告
⑤補助金交付手続き
⑥事業実施効果報告

<<会員セミナー「経産省・IT導入等補助金に関する説明会」開催>>
9月6日、「ITツール導入による中小企業等の生産性向上支援のための補助金」に関して、経産省担当者やIT導入支援事業事務局の方々をお招きして、会員セミナーを開催しました。

ITツールの導入だけでなく、中小企業の生産性向上のためのプラットフォーム提供など会員企業様にはこの分野にご関心が高い方々も多く、定員を超える多数の申込みがあったため、急遽会場を変更して開催する運びとなりました。
(経産省ご担当者様よりご説明の様子)

当日は、担当者の方々より、補助金の概要や申請方法の詳細について、補助金の申請に不慣れな方々にも分かりやすいようポイントごとに丁寧にご説明いただきました。

今回の補助金の特徴として、相談対応等のサポート費用やクラウドサービス利用料等も含むこと、昨年に比べて申請手続きの簡素化・明確化や要件緩和が実施されたこと、さらには完全電子申請化の実現やセキュリティ対策も対象内となること等を説明され、大変貴重で実用的な内容となりました。

また、今回の補助金はスピード感も重視されており、申請からおおよそ1か月程度で補助金の受け取りがあった例もあるそうです。

【ご参考】今年度の採択事業一覧(2018年8月15日現在、実に20,836件)

また、補助金の申請についてだけではなく、生産性向上のITツールを導入する「支援事業者」への登録についても言及がありました。

【ご参考①】IT導入支援事業者への登録案内

【ご参考②】IT導入支援事業者一覧

説明終了後には、参加者の方々より、「来年度も補助事業は実施されるのか」「他の補助金との併用は可能なのか」「支援事業者として登録を考えているが作業量はどれくらいか」など様々な質問が飛び交いました。

今後も新経済連盟として、会員の皆様にとって実用的かつ有益な活動を後押しできるよう取り組んでまいりたいと思います。

今回お集まりいただいた会員の皆様、ご質問いただいた皆様、そして、経産省やIT導入支援事業事務局の方々、本当にありがとうございました。
(IT導入支援事業事務局のご担当者様よりご説明の様子)

以上
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