新経済サミット(NEST)2017を開催しました
4月6日(木)・7日(金)の2日間、東京のホテルニューオータニにて「新経済サミット(NEST)2017」を開催しました。
今年で5回目の開催となった本サミット、2日間でのべ3,000名の方々にお越しいただき、セッション会場は時折立ち見となるほどの盛況となりました。ご参加いただいた皆様、約50名の登壇者の皆様、関係者の皆様、ネット等でご視聴いただいた皆様、取材いただいたメディアの皆様に厚く御礼を申し上げます。
■初日のハイライト
海外ベンチャーキャピタリスト(VC)が起業とイノベーションについて熱く議論するプレオープニングセッションに続き、目玉プログラムの一つ「NEST STARTUP CHALLENGE」で今年も幕を開けた、NEST2017。今年のピッチイベントはテーマを「Startup Showcase」として、日本における様々な形のスタートアップエコシステムの今が披露されました。これまでピッチイベントといえばスタートアップの起業家が登壇するものでしたが、今回は彼らを支える団体や組織が、推薦者としてスタートアップとともにステージに上がりました。
優勝は2組。ポケットマルシェ(Infinity Ventures Summit)とAGRIBUDDY (未来2017)でした。
初日午後は、三木谷浩史新経済連盟代表理事の開会挨拶に続き、「シリコンバレー最強の投資家」ベン・ホロウィッツ氏、Dropbox 共同設立者兼CEOのドリュー・ハウストン氏による2つの基調講演と、最新のグローバルトレンドを語る4つのセッションが行われました。
ベン・ホロウィッツ氏
ドリュー・ハウストン氏
Session 1 「サステイナブルな未来のビジョン-サーキュラーエコノミーとLiving Anywhere-」
Session 2 「トランプ大統領誕生 – 今後の世界情勢を語る」
Session 3 「動画配信メディアの未来」
小林久隆氏によるスペシャルセッション
初日のプログラム詳細はこちら http://nest.jane.or.jp/program/#day1
■2日目のハイライト
2日目の午前も、FinTech、IoT、女性目線で見る起業、という注目のトピックのセッションが続き、グローバルな規模でのイノベーション創出の未来、スタートアップエコシステムなどについて示唆に富んだ議論が交わされました。
Session 4 「不透明な世界情勢におけるFinTechの今後」
Session 5 「IoTがもたらす社会のイノベーション」
Session 6 「女性目線で考えるスタートアップエコシステム-シリコンバレーとアジア-」
2日目午後のプログラムは、デザインファームIDEOのパートナー、トム・ケリー氏による基調講演と小泉純一郎氏、YOSHIKI氏による2つのスペシャルセッション、そして、ライドシェア、ドローン、AIという最先端のテーマを冠した3つのパネルセッションという盛りだくさんの内容。最後に、クロージングセッションではスピーカー、モデレーターとして登壇した新経済連盟の理事6名が今回のサミットを総括。さらに、新経済連盟の今後の活動に対して各理事から所信表明がなされました。
トム・ケリー氏
小泉純一郎氏
三木谷代表理事、小泉氏、YOSHIKI氏
Session 7 「ライドシェア、カーシェア、そして自動運転 -ヒトと車の関係が変わる-」
Session 8 「広がるドローン活用と空の安全管理」
Session 9 「AIは未来をどう変えるか」
クロージングセッション
2日目のプログラム詳細はこちら http://nest.jane.or.jp/program/#day2
■展示エリア
今年は昨年より大幅に展示エリアを拡充しました。セッション会場に隣接する展示エリアには、スポンサー企業のブースに加え、スタートアップ企業のブース、そしてピッチイベントに登壇したエコシステムビルダーとスタートアップのブース、約40社のブースが立ち並び、活発な商談やネットワーキングが行われていました。
■ネットワーキングパーティー
2日間のサミットを締めくくるネットワーキングパーティーでは、三木谷代表理事の開会挨拶に続き、一億総活躍担当大臣 加藤勝信様にご挨拶をいただきました。そして、由利孝理事のご発声による乾杯の後、歓談に移り、とても多くの方がネットワーキングの機会を楽しまれ、名刺交換が盛んに行われていました。本会で新たなご縁が生まれていれば幸いです。
改めまして、ご参加の皆様に厚く御礼申し上げます。
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