【NEST2017】ピッチイベント登壇者紹介: Tech in Asia (テックインアジア)
日本初の新企画ピッチイベントとして今年のNESTの場で展開する「NEST STARTUP CHALLENGE」。
公募を通して集められた複数のスタートアップが登壇してプレゼンテーションを競う一般的なピッチイベントとは異なり、政府、地方自治体、民間、海外から代表的な「エコシステムビルダー」11社がNESTに集結、それぞれが推薦するスタートアップとともに登壇します!
テーマの「Startup Showcase」に沿って、登壇するエコシステムビルダーに焦点を当て、彼らがどのような志や想いでスタートアップ支援を行っているのかについて紹介するこのインタビューシリーズ、第4弾は海外のエコシステムビルダー「Tech in Asia」。アジアの最大級スタートアップ向けの情報配信サイトを運営するTech in Asiaは、過去2回のNESTのピッチイベントのスペシャルスポンサーでもあります。今年はピッチバトルに参戦!Tech in Asiaの日本支社 代表取締役 ディビッド・コービン氏にお話を伺いました。
Tech in Asiaが目指すスタートアップエコシステムとは?
国境を越えるスタートアップエコシステムを目指しています。日本、シンガポール、インドネシアなど、アジア各国でスタートアップエコシステムが盛り上がっていますが、それらが互いに連携すればアジア地域の経済力がより強固になります。Tech in Asiaは、国境を越える投資や買収、そしてオーペンイノベーションの機会を増やすことを目的に事業を展開しています。
今回、推薦するスタートアップについて教えてください。
今回推薦するインドネシア発のベンチャー企業「Dattabot」は、インテリジェント・データの統合プラットフォームとデータ・ライブラリを構築、運用しています。
このプラットフォームでは現在、さまざまな業界に向けて多様なソリューションを提供しています。例として、精密農業 (Precision Agriculture)、通信業界向けにカスタマイズされたモバイル広告のプロファイリング技術、リテール業界向けのスマートテリトリー管理ソリューション、文脈から法律文書を検索する法律業界向けの検索エンジン、産業IoTソリューションのためのGEのIoT基盤「Predix」を運営する製造分析のパッケージソフト(Predix用の技術におけるGEの唯一のスタートアップパートナー)が挙げられます。
DattabotのAIベースのプラットフォームは、デジタル化、または体系化されていないデータを整理してプロファイリングし、さまざまな企業・組織がより良いアウトカムを出すための手助けができるよう設計されています。さらに、アクティブなデータ取得とデジタル化によって、プラットフォーム上のデータ処理量を増大させるデータ・ライブラリを構築・運用しています。
NEST2017での登壇を通してオーディエンス、そして社会に伝えたいことは?
東南アジアからも企業価値が数千億円のベンチャー企業やグローバルスタンダードの技術者が生み出されていることをアピールしたいと思っています。日本のベンチャー企業の皆さまも大企業の皆さまも、国境を越えたグローバルなパートナーシップを手に入れましょう!
Tech in Asia について
ピッチイベント「NEST STARTUP CHALLENGE」について
http://nest.jane.or.jp/pitchevent/
企画プロデューサー奥田氏のインタビュー記事はこちら
<エコシステムビルダーへのインタビュー>
Osaka Innovation Hub (OIH) /proposal/event/4294.html
Infinity Ventures Summit /proposal/event/4299.html
提言・ニュース