11月1日、ダウ・ジョーンズ社のCEO含むトップマネジメントとの朝食懇談会を開催しました

11月1日、ダウ・ジョーンズ社CEO、William Lewis氏の来日に合わせ、同社トップマネジメントとの朝食懇談会(Jane – Dow Jones Breakfast Meeting)を東京にて開催しました。
   
   
   
   
アメリカの経済新聞「ウォールストリート・ジャーナル (WSJ)」を発行する米国大手メディア企業、ダウ・ジョーンズ社。同社からはLewis氏に加えて、Chief Innovation OfficerのEdward Roussel氏とインターナショナル部門のマネージングディレクター Jonathan Wright氏、新経済連盟からは、鉢嶺理事(株式会社オプトホールディング 代表取締役社長CEO)、平井顧問(楽天コミュニケーションズ株式会社 代表取締役会長)、そして井上幹事(株式会社井上ビジネスコンサルタンツ 代表取締役)にご参加いただきました。
   
ダウ・ジョーンズ社はLewis氏のリーダーシップのもと、メディアのデジタル化を急速に進めています。朝食懇談会では、Lewis氏とRoussel氏によるメディア業界でのDigital Disruption(デジタル化による破壊)についての話題提供を受けて、スポーツやエネルギーなどの分野における破壊的イノベーション、VR/ARやAI、モバイル化による消費者の働き方と生産性の変化から通信キャリアAT&TによるTime Warnerの買収といった最新のニュースまで幅広いトピックについて、活発に意見交換が行われました。Lewis氏は、マクロ的な成長が年々困難となる流れの中で、デジタル化の影響を今最も大きく受けているのがメディア企業であるとし、古い(レガシー)システムと新しいシステムをいかに融合させて、自らが自らをDisruptし、革新的な製品・サービスを生み出していけるかが成長するための鍵であると述べられました。そして、そこでは、スマートフォンの普及によって、より高いモビリティを獲得したカスタマー(ユーザー)の行動及びエクスペリエンスを中心に据えて事象をとらえる視点が非常に重要だという見解を示されました。
   
あいにくの雨模様の朝でしたが、雨にかすむ東京タワーを背景に刺激的な議論が弾み、あっという間に1時間半が経って閉会となりました。ダウ・ジョーンズ社の皆さま、ご参加いただいた役員の皆さま、誠にありがとうございました。
   
   
   
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