【動画】「新経済連盟イノベーション大賞」第一回目の受賞者に山中伸弥氏を選出、授与式を開催しました

新経済連盟は、「新経済連盟イノベーション大賞」を創設し、2014年7月8日（火）に授与式を開催しました。

「新経済連盟イノベーション大賞」とは、独創的かつ先進的なイノベーションにより経済・社会に対して極めて顕著な貢献を果たした者について、その栄誉を称えて表彰し、日本全体のイノベーションを促進することを目的として、当連盟が新たに設置した賞です。本賞を創設することにより、イノベーションの重要性に対する認識をさらに高めていきたいと思います。また、この大賞は、パブリックセクターにおける改革やソーシャルグッドネスの実現といった社会変革のために、アントレプレナーシップを生かすことを奨励するものと考えます。経済団体として日本経済・社会への貢献を果たしたいと考えています。
　　　　　
　　　　　
※動画をアップしました。（7月24日更新）

　　　　　

今回、第一回目の受賞者に、京都大学iPS細胞研究所所長・教授　山中伸弥氏を選出しました。

iPS細胞の作製により、医学・科学技術上のイノベーションを起こし、ノーベル賞受賞などにより、日本人の可能性を世界に示し、また日本全体に希望を持たせ、イノベーションの重要性を知らしめました。

また、山中氏は実用化に向けたエコシステムを構築する上でもイノベーターであり、iPS細胞に特化した世界初の研究機関の所長として実用化の活動のマネジメントをされ、諸外国と比べて遅れた日本の研究環境を変えるべくまい進されています。知財戦略、産学連携、基金設立による幅広い方々からの資金調達の実施などを行われています。

このように一科学者・研究者の立場をはるかに超えた影響を社会と経済に及ぼし続けている山中伸弥氏こそ、第一回の受賞者にふさわしいと考え、賞の授与を決定しました。授与式では、山中伸弥氏へ記念の盾と、当連盟幹部有志からの寄附金による賞金3,000万円の目録を贈呈いたしました。

※寄附者については後述