7月24日、人事担当者向け勉強会、懇親会を開催しました

7月24日、当連盟の「知識社会型新たな就労環境実現PT(プロジェクトチーム)」が主催する人事担当者向け勉強会および懇親会を開催しました。
     
     
     
     
知識社会型新たな就労環境実現PTは、知識社会にふさわしい就労環境を実現するために「知識社会に対応した労働規制改革」と「新しい産業への労働力移動の実現方法」という2つの課題に取り組んでいます。
冒頭は、本PTリーダーの平井理事(シスコシステムズ合同会社社長)より、今回の勉強会開催の趣旨等について説明がありました。
     
     
平井理事
     
     
今回は、ネットワンシステムズ株式会社経営企画本部人事部シニアエキスパート下田英樹様をお招きし、「ネットワンシステムズ様の働き方変革」をテーマに「第14回テレワーク推進賞 優秀賞」を受賞した同社のテレワーク導入と人事制度改革の取り組みについて、ご説明頂きました。
     
     
下田英樹様
     
     
ICTを活用した働き方を実践するために本社の移転による物理的な職場の分離や組織変更を実施したこと、テレワーク制度、フレックスタイム制度等を導入したこと、ガイドラインを策定し、評価・時間管理・運用プロセスの工夫をしたことなど、働き方の変革のために同社が打った方策について、丁寧にご解説頂きました。
変革後は、社員の満足度や勤続意識も高まり、時間外労働の削減にもつながった、とのことから成功例として参加者のみなさまは真剣にメモを取っていました。
     
     
     
     
質疑応答では、時間管理の方法や導入に向けての懸念事項など、人事担当者ならではの実務的な質問が出されていました。
質問は尽きず、勉強会の後の懇親会においても活発な意見交換が続きました。
     
     
     
     
     
     
ネットワンシステムズの下田様、お集まり頂いたみなさま有難うございました。
     
     
     
■(ご参考)知識社会型新たな就労環境実現PTについて:
 知識社会にふさわしい新たな就労環境を実現するために、次の2つの課題に取り組んでいます。
 1)知識社会に対応した労働規制改革
   自由に働きやすくかつ生産性が向上する就労環境の実現を目指し、労働規制改革を提言する。
 2)新しい産業への労働力移動の実現方法
   eビジネス、ITビジネスをはじめとした様々な新しい産業への労働力の移動を円滑化する。
     
  リーダー  平井 康文 (シスコシステム合同会社 代表執行役員社長)
  副リーダー 奥谷 禮子 (株式会社ザ・アール 代表取締役社長)
  同上    内藤 裕紀 (株式会社ドリコム 代表取締役社長)
  同上    高谷 康久 (イー・ガーディアン株式会社 代表取締役社長)
  同上   石渡 美奈 (ホッピービバレッジ株式会社 代表取締役社長)
提言・ニュース