11月度勉強会 韓国大使館主催のフォーラムのご報告
11月度は駐日本韓国大使館が主催する「創造経済(Creative Economy)フォーラム」へ協力する形で、当連盟の一般会員・韓国の起業家が参加する勉強会を開催しました。
「韓国が推進する創造経済とは、創造性に基づく経済発展を目指す概念であり、日本が掲げる新成長戦略と方向性は同じである。本勉強会が日韓共に創造性に基づく経済発展をする場、持続可能な発展の場となることを期待している。」
冒頭、特命全権大使の李丙琪(イ・ビョンギ)様からは、このような趣旨のご挨拶があり、本フォーラムは幕を開けました。
【第一部】
第一部は、日本の経済団体として新経済連盟より、韓国の経済団体として韓国ベンチャー企業協会より、各々の活動内容・政策テーマについて説明がありました。
まず初めに、新経済連盟事務局長 関 聡司より、新経済連盟の活動内容と政策テーマについて説明いたしました。
韓国ベンチャー企業協会(KOVA)のイ・ガンヒョン副会長からは、同協会の活動内容の説明や新経済連盟との今後の協力に関するご提案をいただきました。
【第二部】
第二部では、日韓の各事業者より、創造性に基づく経済活動の事例が紹介されました。
CAテックキッズ代表の上野朝大様からは、“Dive into Digital world”と題して、子どもたちへのプログラミング教育のもつ高い意義と、日本・外国での先進事例についてご紹介いただきました。
Novacell社のCEOユンサンウ様からは、同社における先端医療研究についてのご紹介をいただきました。
楽天技術研究所所長の森正弥様からは、“Engine for the Growth”と題して、イノベーションを起こしていく事例として、楽天/楽天技術研究所での研究開発についてご紹介をいただきました。
KTジャパンCEOのチャンヒョシギュン様からは、「同創会」をキーワードに、日韓企業が互いの長所を生かしたパートナーシップの取組についてご紹介をいただきました。
最後に韓国大使館経済公使より、閉会のご挨拶をいただきました。
日韓両国の数々の先進事例が凝縮された、あっという間の120分の勉強会でした。
勉強会後には、韓国大使館のご厚意で懇親会を開いていただきました。
懇親会は、韓国大使館、日韓の起業家が意見交換をし、互いを知る貴重な機会となりました。
韓国大使館の皆さま、講師の皆さま、参加された当連盟の一般会員の皆さま、誠に有難うございました。