第4回迷惑メール技術対策ワーキンググループを開催いたしました。
2013年3月7日に第4回「迷惑メール技術対策ワーキンググループ」が開催され、テーマに高い関心をお持ちの会員が参加されました。会場をご提供頂いたパイプドビッツ様有難うございます。
今回は久しぶりの開催となりましたので、冒頭は座長の安高様、講師の遠藤様より、迷惑メールの特徴とその技術的対策に関する基本的な説明から行われました。
迷惑メールの中でも、送信者情報や経路情報が偽装された「なりすましメール」への対策が重要であるとの説明があり、その手段としてSPFとDKIM(電子署名方式の送信ドメイン認証技術)という2つの技術対策のメリット、デメリット等が紹介されていました。
今回は、ニフティの加瀬様、ヤフーの島貫様、パイプドビッツの遠藤様、楽天の安高様の4名が講師を担当されていましたので、クラウド、プラットフォーム、メールサービスの運営事業者としての観点からアドバイスがあり、議論を深めることができました。
最後の質疑応答ではDKIMに関する発言が多く、DKIMの普及促進がこれからの課題であることが確認されました。また、座長より今後は電子メールに関するより広範なissue や topicについても取り扱いたいという発言がありました。
ワーキンググループへの参加は敷居が高いと感じられている方もいると思いますが、冒頭には丁寧で分かりやすい説明があり、決して難しい議論をしているものではございませんでした。関心のある会員の皆様におかれましては、一度参加されてはいかがでしょうか。
講師のみなさま、参加された会員のみなさま、ありがとうございました。
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