第2回モバイルプラットフォーム研究ワーキンググループを開催しました。

2011年2月28日に第2回「モバイルプラットフォーム研究ワーキンググループ」が開催されました。Mobile Creators Summit(MCS)との共催で、2団体合わせて総勢約120名が参加されました。

日本Androidの会会長の丸山不二夫理事長より、Androidの総体的なお話とともに、最新の端末、機能のご紹介を相当数丁寧に頂きました。
MCS幹事、株式会社GClue 代表取締役、日本Androidの会の佐々木陽様からは、Androidの検索市場について、アプリ検索、ロケーション検索、NFC、Augmented Realityの4つを軸にお話し頂き、株式会社サンゼロミニッツ 代表取締役CTO 野々村範之様より、その中で特にLocation Searchについて、今後どうなるかをテーマに、スパムやノイズを防ぐ手法、既存のチェックインサービスとの違い等をお話し頂きました。また、カイト株式会社取締役 田村秀一様には、運営されているスマートフォン向けアプリ検索プラットフォーム「giveApp」のご紹介から、App検索について、今後の方向性、無料Appでもデベロッパーにフィードバックできる仕組み等のお話しを頂きました。

大変凝縮した内容のご講義を頂いて、質疑応答も白熱し、悪天候の中、19時半開始21時半閉会という遅い時間帯の開催であるにもかかわらず、途中退席される聴講者は殆どいない充実した会合となり「想像をはるかに超える有意義な内容のお話しを頂き大変勉強になった」とおっしゃる聴講者の方が大勢いらっしゃいました。

途中で、モデレーターを兼任された佐々木様より、場内にiPhone所持者、Android端末所持者についてそれぞれ挙手を求められたところ、拮抗した数となり、場内がやや騒然とした場面もありました。そのようにAndroid市場が急激に大きくなっている一方、まだAndroid用アプリ等には参入の余地が広くあることが各講師の方のお話から伺え、会員各社の方も大きなヒントを見つけられたのではないかと思います。

2団体共催のため、大会場の確保が必要とされることから、本ワーキンググループのこのような形式での開催については、少し先になる可能性がありますが、別の形でも活動を定期的に続けていく予定ですので、今後も会員の方は奮ってご参加ください。

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