【ハイブリッドセミナー】JX DRIVE! 「2075年 次世代AIでよみがえる日本経済」について-日本経済研究センター主任研究員による解説-を開催しました

新経済連盟は、9月19日、「【ハイブリッドセミナー】JX DRIVE! 『2075年 次世代AIでよみがえる日本経済』について-日本経済研究センター主任研究員による解説-」を開催しました。
 
今回のセミナーでは、日本経済研究センターが2025年6月に公表した長期経済予測「2075年 次世代AIでよみがえる日本経済」について、本報告書を主査として取りまとめられた日本経済研究センター主任研究員の石橋英宣様をお招きし、報告書の内容をご講演いただきました。また、講演の後は、当連盟会員企業であるストックマーク株式会社の林CEOが登壇し、石橋様との間でディスカッションを展開しました。
 
この報告書の中では、日本の政策が現状のまま変わらない場合、現在低下しつつある日本経済の地位は今後ますます低下し、2024年時点で世界第4位のGDPは、50年後の2075年には世界第11位に低下すると予測されています。しかし、日本が次世代AIと目されているAGI(Artificial General Intelligence、汎用人工知能)の普及に伴い、AGIを国の競争力向上に活かすための適切な政策を実施することができれば、2075年時点でも日本のGDPは世界第4位を維持することが可能であるとされています。
 
ディスカッションの中では、この報告書の内容は、日本の将来の(適切な政策がとられない場合の)絶望と(適切な政策がとられた場合の)希望を写し出しているとの指摘がなされるとともに、日本がとるべき様々な政策の中でも鍵となるのは、ジョブ型雇用の普及や学び直し・リスキリング推進など、労働力の再配置や人的資本の拡充を促進する政策ではないかとする議論など、日本の取るべき政策とその意味に関する刺激的な議論が展開されました。
 
参加者の方からも、「もともとこの長期経済予測には興味があったので、その内容と意味を詳しく知ることができるよい機会となった」といった感想をいただきました。
 
 
新経済連盟ではJX(Japan Transformation)のスローガンのもとに、経済界主導で日本を変革していくためのアクションを取っていきます。
今後も有益なセミナーをご提供してまいります。ぜひご期待ください。
 
参考:「2075年 次世代AIでよみがえる日本経済」(最終報告書)へのリンクはこちら (※公益社団法人 日本経済研究センターのサイトとなります。)

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