【オンラインセミナー】「競争法の観点から見たクラウドサービス分野の取引実態について」を開催しました

新経済連盟は9月6日、オンラインセミナー「競争法の観点から見たクラウドサービス分野の取引実態について」を開催しました。

クラウドサービス分野の市場が拡大するなか、デジタルプラットフォーム事業を自社やグループ会社で行っているクラウド提供事業者は、クラウドサービスを利用する多くの事業者にとって重要な存在となりつつあります。同サービスを利用する事業者にとって、提供者の市場シェアの集中により懸念される弊害の未然防止や、取引の公正性・透明性の確保といった観点から、政府がクラウドサービスの競争環境についてどう注目しているのかを知ることが重要な局面を迎えています。

今回のセミナーでは、公正取引委員会 デジタル市場企画調査室 室長補佐の水野由基様を講師に迎え、同委員会が6月28日に公表した「クラウドサービス分野の取引実態に関する報告書」についてご説明いただきました。クラウドサービス分野における競争環境の実態を分析した同報告書の内容を踏まえ、質疑応答では活発な議論が交わされました。

新経済連盟は引き続きクラウドサービス分野の競争環境等について注目してまいりたいと存じます。

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