【オンラインセミナー】カーボンニュートラルに向けた産業政策“グリーン成長戦略”とは? を開催しました

新経済連盟は、7月12日、一般社団法人Green innovation 代表理事の菅原様、経済産業省の金子様、資源エネルギー庁の宇野様を講師に、「カーボンニュートラルに向けた産業政策“グリーン成長戦略”とは?」というテーマで講演いただきました。

国際的にも脱炭素化の機運が高まる中、“グリーン”に日本の次なる成長の機会を見出し、策定されたのが、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」です。

金子様からは、温暖化への対応を経済成長の制約やコストとする時代は終わり、「成長の機会」と捉える時代に突入していることや、実際に研究開発方針や経営方針の転換などの「ゲームチェンジ」が始まっていることを受けて、国としてもグリーン成長戦略を推進していることなどを説明いただきました。

宇野様からは、エネルギー政策の現状と課題として、例えば「3E+Sに関する政策目標(※1)」などについて説明いただきました。

※1
安全性(Safety)を大前提に、自給率向上(Energy Security)、経済効率性:電力コスト引き下げ(Economic Efficiency)、温室効果ガス排出量の削減(Environment)、これらを同時実現するエネルギーミックスを目指すもの

また、セミナーの最後には、2030年までに経済と環境の好循環を生む1,000人のイノベーター育成を目指す「YouthGreen InnovationProject(※2)」について、案内いただきました。

当プロジェクトの詳細は、こちらをご覧ください。

※2
大学生=熱意ある優秀な若者へ、エネルギーを取り巻く世界情勢や産業構造の変化を知らせ、リーダーシップ開発を行うと共に、変化に対し、挑戦的な取り組みに舵を切る企業の魅力を伝えていく取組み。
若手社会人=熱意ある若手社員、官庁若手職員の人材育成と共にセクターを超えたコミュニティの連携も目指す。

新経済連盟は、最新の産業政策に関する情報発信や提言活動を行ってまいります。

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