【プレゼン】経済産業省ほか「デジタルライフライン全国総合整備実現会議(第2回)」にて、「デジタルライフライン全国総合整備計画策定に向けての意見」について説明しました

2023年9月15日、一般社団法人新経済連盟は、経済産業省ほか主催の「デジタルライフライン全国総合整備実現会議(第2回)」(議長:経済産業大臣)に出席し、主にDXの観点からまとめた「デジタルライフライン全国総合整備計画策定に向けての意見」について説明しました。

【概要】

  • デジタル経済とリアル経済の融合が進み、デジタルなくして経済が成立しない世界に移行していく中で、これを支えるITインフラと物理インフラの責任・重要性が増している。この両基盤が「デジタルライフライン」に当たると認識。
  • 他方、我が国ではDXが進んでいるようにも映るものの、国際的にみるとデジタル競争力は低迷し、微減を続けている。他の政策領域での努力も必要だが、人材・知財・資金を我が国に集めるためにも、これを下げ止め、ジャンプアップさせる必要がある。
  • ついては、デジタルライフライン全国総合整備計画の作成・履行に当たっては、世界最先端のライフラインを目指すべき。また、必要に応じ、通信インフラのシェアリング等を講じていくべき。
  • そのような中、例えば現在議論されているNTTの在り方についても、競争環境をどのように担保するかが非常に重要であり、その観点から様々な検討や手当てが必要。
  • 誰もが自由に使える道路を整備したことが我が国の活性化に貢献した。デジタルライフラインについても、デジタル時代の「道路」としてその上に載るサービスも含めた検討が必要であり、ワイヤレスネットワーク整備の競争を阻害する要因を取り除くためのKYCの廃止、マイナンバー“カード”という物理的な媒体に頼らない仕組みの構築といった取組が欠かせない。
  • その他、デジタル時代に即して必要となる規制緩和・税制改革も進めていくべき。

詳細は以下の説明資料をご覧ください。
デジタルライフライン全国総合整備計画策定に向けての意見

※本会議の概要についてはこちらをご参照下さい。
第2回デジタルライフライン全国総合整備実現会議を開催しました (METI/経済産業省)

提言・ニュース