【パブコメ】「新たな著作権法第47条の5第1項第3号に係るニーズの募集」にニーズを提出しました

8月10日、文化庁による「新たな著作権法第47条の5第1項第3号に係るニーズの募集」にニーズを提出しました。

【背景】
本年5月に成立・公布された「著作権法の一部を改正する法律」(平成30年法律第30号)により、著作権法第47条の5(電子計算機による情報処理及びその結果の提供に付随する軽微利用等)が新設されることとなりました。

同条第1項は、一定の電子計算機による情報処理の結果の提供を行う際、一定の条件の下で著作物を軽微な形で外部に提示等することを認めるものであり、同条の権利制限の対象となる行為を政令で追加することが可能となっています(同項第3号)。

そこで、文化庁が今般、新たな著作権法第47条の5第1項第3号に基づく政令の制定の検討の参考とするため、広く国民よりニーズを募集していました。

【提出したニーズ】
・VRサービス① 遠隔にある空間を仮想現実空間として体感できるサービス
・VRサービス② 過去の特定の空間を追体験できる仮想現実サービス
・ARサービス SNS等と連動して現実の空間に情報を付加するサービス
・音声による読み上げサービス AIスピーカー等を活用した文字情報の音声化
・案内等の多言語化翻訳サービス
・メディア変換・フォーマット変換サービス
以上
提言・ニュース