2021年12月23日、新経済連盟は、消費者庁の「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン（案）」のパブリックコメント募集において、消費者庁に対し意見を提出しました。

新経済連盟としては、今回のガイドライン案に対して、次のように考えております。
・悪質な定期購入のみを捉え、その他の健全な通信販売には支障が出ないよう、またシステム改修といった事業者への負担が最小限に抑えられるよう配慮されることが期待されるところ、原案は、全ての事業者にとって何かしらのシステム改修を余儀なくされる内容であること
・法令の要請を超える事項まで義務として求められているかのような誤認を招く記載が散見されること
・ガイドラインに記載する範囲を法令の要請の範囲に収めるとともに、悪質な定期購入のみを捉え、その他の健全な通信販売には支障が出ないよう、実務実態を踏まえたガイドラインにするべきであること
・改正法施行日までの時間の短さだけでなく、コスト負担も大きな問題となり、対応が困難になることが考えられる可能性があることから、何かしらの配慮がなされることを要望すること
・原案は事業者のUI/UXの低下を招く可能性があるため、悪質な定期購入対策という趣旨に鑑みたポイントを明確にし、事業者の創意工夫が活かされるような柔軟な対応を許容する内容にすべきであること

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