【パブコメ】総務省の「AIネットワーク社会推進会議 報告書2018(案)」に意見を提出しました

2018年6月22日、新経済連盟は総務省が意見募集していた「AIネットワーク社会推進会議 報告書2018(案)」に対し、当連盟の意見を提出しました。
     
  
    
   
【提出意見の概要】
新経済連盟は、2018年4月の新経済サミット2018において、「世界のAI戦略の最新動向と日本の立ち位置」と題するセッションを実施。その主な結論は以下のとおりであり、今後、日本におけるAIネットワーク化の
推進に向けた総合的検討を行っていくに当たり、こうした点をぜひ考慮いただきたい。
  
・日本のAI市場に比べ、アメリカや中国のAI関連研究投資額は格段に大きく、
 また、AI技術者に対する報酬も巨額。この背景には、AIの価値等に対する経営者等の理解の深さが
 影響しており、日本ではこうした点に対する経営者等の理解を深めていくところから改革が必要。
 
・シンガポールにおいては国立研究所の研究員であっても企業との共同研究の実績等が大いに評価。
 日本において産学連携を推進するにはこうした点も見直しが必要。
 
・AI開発の基礎となるデータが少ない場合であっても、Generative Adversarial Network(GAN)等の
 技術が活用できる余地があり、こうした技術の活用が期待。日本は、不良品の検出等の「職人技」を、
 こうした技術も活用しつつAIに転換していくことが必要。
  

  
  

  

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