6月28日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)講演会で新経済連盟の活動について講演しました
2016年6月28日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)様で「新経済連盟の活動とその目指すところ」と題して講演をさせていただきました。
事務局の小木曽が講演
NISTEPは国の科学技術政策立案プロセスにおける調査研究やデータ提供などを行う文部科学省の機関です。今回は研究所および文部科学省内外から多くの方にご参加いただきました。
講演ではまず、新経済連盟が掲げる3つの理念:イノベーション・アントレプレナーシップ・グローバリゼーションや、ニューエコノミー・新産業の創出という経済団体としての使命についてご紹介しました。またそのうえで果たしていきたい役割を
・未来の水先案内人
・『民の自律』の体現者
・新時代に合致した具体的な制度設計の提案者
として紹介し、抽象的な要望を超えた「提言」や、企業など民間が求めるところを行政に対して「翻訳」して伝えることを目指した活動を行なっていることをお話ししました。
また具体的な活動の例として過去4回の『新経済サミット』や『失敗力カンファレンス』を紹介し、世界から時代の先を行くアントレプレナーたちを招いてきたことや、失敗から学ぶ・挑戦をたたえることを目指したイベントとして開催してきたことをお話ししました。
さらに新経済連盟の基本経済政策として『Japan Ahead』を紹介し、施策ごとのKPIの設定などを前提に、①インテリジェント・ハブ化構想②最先端社会・スマートネイション③超観光立国の3つの提案について説明しました。特に、今起きている大きな変化として紹介した「シェアリングエコノミー」については、インターネットを通じた個人対個人のマッチングという新しい技術・サービスの登場と、それによって行政が問われている対応という点でご参加者にも大きな関心をお持ちいただきました。
貴重な機会を与えていただきましたNISTEPの皆様、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
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