11月26日、人事担当者向け勉強会、懇親会を開催しました

11月26日、当連盟の「知識社会型新たな就労環境実現PT(プロジェクトチーム)」が主催する人事担当者向け勉強会および懇親会を開催しました。

知識社会型新たな就労環境実現PTは、知識社会にふさわしい就労環境を実現するために「知識社会に対応した労働規制改革」と「新しい産業への労働力移動の実現方法」という2つの課題に取り組んでいます。
第2回の人事担当者向け勉強会となる今回は、第1回にご参加者頂きました方々から特に関心のあるテーマとして挙げられたメンタルヘルスを取り上げ、エン・ジャパン様、イー・ガーディアン様からそれぞれ講師をお招きしました。
最初にエン・ジャパン様より、同社の取り組みをご説明頂きました。

エン・ジャパン 木田 章範 様

社内のケア体制整備の一環として、相談窓口機能の強化のため、
社内のケア担当者に管理職側とのネットワークを持つ社員や、管理職経験がある社員、相談しやすくハラスメントに関する知識を持った方を充てる方針とされたこと、
産業医との情報連携を強化したこと、
メンタルヘルスに関する管理職研修を実施していること
などについて、理由とともにご説明頂きました。
また、選考時の見極め強化策として、性格や仕事観を重視した採用を行っていることについても、事例を交えてご説明頂きました。

エン・ジャパン 木下 幸子 様

次に、イー・ガーディアン様より、メンタルヘルスへの取り組みについて、未然予防の方法や意識啓発の一環として従業員への情報提供をされているお話し、段階に応じた適性検査の実施と分析方法などについて、詳細にご説明を頂きました。


イー・ガーディアン 溝辺 裕 様

勉強会後の懇親会の場でも、名刺交換を交えながら、人事担当者のみなさまが抱える課題やメンタルヘルスへの取り組みなどについて、熱心な意見交換が行われていました。

エン・ジャパン様、イー・ガーディアン様、お集まり頂いた一般会員のみなさま、有難うございました。
■(ご参考)知識社会型新たな就労環境実現PTについて:
 知識社会にふさわしい新たな就労環境を実現するために、次の2つの課題に取り組んでいます。
 1)知識社会に対応した労働規制改革
  自由に働きやすくかつ生産性が向上する就労環境の実現を目指し、労働規制改革を提言する。
 2)新しい産業への労働力移動の実現方法
  eビジネス、ITビジネスをはじめとした様々な新しい産業への労働力の移動を円滑化する。
  リーダー  平井 康文 (シスコシステム合同会社エグゼクティブシニアアドバイザー)
  副リーダー 奥谷 禮子 (株式会社ザ・アール 代表取締役社長)
  同上    内藤 裕紀 (株式会社ドリコム 代表取締役社長)
  同上    高谷 康久 (イー・ガーディアン株式会社 代表取締役社長)
  同上    石渡 美奈 (ホッピービバレッジ株式会社 代表取締役社長)
提言・ニュース