6月度勉強会、第1回インターネット・セキュリティWGを開催しました。

6月4日、東京都新宿区にて、第1回インターネット・セキュリティ ワーキンググループ(WG)を開催しました。
     
     

     
     
このWGは、インターネットがイノベーションを生み出す社会的基盤として拡大定着する中で、各企業においても社内をあげて十分な認識をもってインターネット・セキュリティの確保に向けた対策を講ずることが重要であり、日本の国際競争力向上のためにも必要との認識のもと、日本企業のインターネット・セキュリティに対して政府施策への提言をまとめることを目的として設立いたしました。
     
     
当面の活動としては、会員のみなさまや周辺企業におけるセキュリティの動向を調査し、OWASP(The Open Web Application Security Project)(注) の日本支部様と連携して、世界的な動向を鑑みて、国内企業のインターネット・セキュリティ動向を共有、分析して必要な提言を行うことを想定しています。
   
   
(注) OWASP(The Open Web Application Security Project)
ウェブサイトなどアプリケーション・ソフトウェアの安全性とリスクについて意思決定をするために十分な情報を得られるようにすることをミッションとする世界的な非営利団体です。
    
   
専門的な分野ではありますが、技術部門やセキュリティ部門の方だけでなく、企画部門や営業部門の方も含め40名以上の方に参加頂きました。
   
  
     
     
第1回の今回は、OWASPの岡田様より、同団体の活動内容や各企業のセキュリティ担当者に対してアンケートを実施したこと等についてご説明頂いた後、楽天株式会社サイバー犯罪対策準備室長および一般社団法人日本CISO協会アドバイザリーボードの鴨志田様より、楽天におけるサイバー犯罪対策とセキュリティガバナンスについて、ご説明いただきました。
     
     
OWASP 岡田様
     
     
楽天(株)サイバー犯罪対策準備室長
(社)日本CISO協会アドバイザリーボード 鴨志田様
     
     
※OWASP様が昨年実施したセキュリティ担当者向けのアンケート結果は以下にて公表されています。
https://www.owasp.org/index.php/OWASP_CISO_Survey
     
     
参加者からは、現実に発生したセキュリティインシデントに関する質疑が出されるなど、終始専門的な意見交換が行われ、第1回WGは閉会いたしました。
     
     
     
     
     
さて、WG後には参加者間の交流を深める目的で、懇親会を開催しました。
     
     
     
     
乾杯の発声で幕を開けた後、WGの限られた時間では語ることの出来なかったセキュリティに関する具体的な話をされながら笑顔で交流される姿が目立ちました。
     
     
     
     
初対面でも、さすがは専門家の皆様。お酒が入っていることもあり、すぐに周りの方と打ち解け、熱心に質問をし合ったり、積極的に情報収集をする様子が見受けられました。
     
     
     
     
新経済連盟では定期的に勉強会・WGおよび懇親会を開催していきますので、一般会員の皆様は継続的に参加を検討されてはいかがでしょうか。
     
     
岡田様、鴨志田様、WGに参加された皆様、ありがとうございました。
     
     
     
【過去の勉強会の様子はこちらをご覧ください】
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