3月度勉強会「世界で広がるプログラミング教育最新動向」および懇親会を開催しました。
3月度の勉強会は、サイバーエージェントの子会社で小学生向けのプログラミング学習事業を運営している株式会社CA Tech Kidsの代表取締役社長 上野朝大様をお招きして、「世界で広がるプログラミング教育最新動向」をテーマにご講演いただきました。
日本ではまだ馴染みの薄いプログラミング教育ですが、アメリカでは、オバマ大統領自らがその重要性を呼びかけたり、イングランドやインドにおいては、初等教育の段階から必修科目とされているなど、諸外国においては重要なものとして位置付けられているそうです。
これまでのところ日本の初等教育では、プログラミングは必修科目にはなっていませんが、上野様からは、アベノミクスの成長戦略においては、世界最高水準のIT社会・プログラミングの義務教育化の検討が盛り込まれる状況に至った、との説明がありました。
今回の勉強会では、子ども向けプログラミング教材の例として、マサチューセッツ工科大学で開発された小学生にも使える教育用のプログラミングサイト「Scratch」と文部科学省が提供する子どもでも簡単にコンピュータ・プログラミングが体験できるウェブサイト「プログラミン」をご紹介頂き、子どもが遊び感覚でプログラミングの知識を習得できることが実演されておりました。
【「Scratch」】
【文部科学省「プログラミン」】※「プログラミン」は2020年12月31日をもって閉鎖
CA Tech Kids様でも、Tec Kids campという小学生向けのプログラミングスクールを運営されており、上野様からは、プログラミング教育の意義やプログラミングによって養われる力などについても、ご説明頂き、参加者のみなさまが興味深く聴いておりました。
【小学生のためのプログラミング入門キャンプ「Tec Kids camp」】
http://techkidscamp.jp/
質疑応答のパートでは、多くの参加者から手が挙がり、子ども向けプログラミング教育を事業化する狙いや運営に関する質問があるなど、ビジネスに直結する議論が飛び交っていました。
勉強会後には恒例の懇親会を開催し、今回も多くの方に参加頂きました。
中央にテーブルを一つ置いた立食式の懇親会としていましたので、参加者のみなさまが近くに集まり、活発な名刺交換が行われていました。
上野様、参加された当連盟の一般会員の皆さま、誠に有難うございました。
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