第1回BCMワーキンググループを開催しました。
本ワーキンググループは、一部企業で検討や導入が進んでいるBCMに着目し、とくにInternetを利用した事業をされている会員向けに、「BCM」の種類や、その効果、また企業が取るべき対策における一助となる「ガイドライン」作成を目的として発足いたしました。
今回はその第1回として、まずはセミナー形式にて、ITインフラの観点から見たBCMのポイントをテーマとして、2011年10月20日(木)にBCMワーキンググループとして初めてとなる勉強会を行ないました。
当日は、EMCジャパン株式会社の若松 信康 様を講師にお招きし、”大震災の経験を活かすこれからの災害対策の選択ポイント”と題しました講義をいただきました。
講義では、3.11の教訓から、以下のポイントについてお話をいただきました。
- なぜ機能しなかったか?
- BCPの基本検討要素
- 実効性の高いBC/DRを実現するためのポイント
- BCMにより持続性の高いBCPのポイント
講義の中では実効性の高い災害対策に向け、短期, 中長期の2つのスパンで、それぞれ行なうべき項目を事例をまじえてお話いただきました。
また、9.11の教訓を活かしたUSの最新事情もお話いただき、講義後の質疑応答では、新しい形のBCPとして、クラウドを使ったDRについても質問をいただきました。
ご参加下さった皆様、ありがとうございました。
第2回については、ご参加くださったみなさまからのご意見を元に、内容・開催を決定させていただきたいと思います。
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