「Amebaから学ぶインターネットメディア事業で大切な事」と題して勉強会を開催しました。

11月度の勉強会は、国内最大規模のインターネットサービスに成長したAmebaを手掛ける株式会社サイバーエージェントより、技術部門 執行役員 アメーバ事業本部 ゼネラルマネージャー 技術推進本部 本部長 CA Developers Connect 長瀬 慶重 様をお招きし、Ameba躍進の過程から得られた学びを”インターネットメディア事業にとって大切なポイント”として共有をいただきました。


今回も多くの方にご参加いただきました

会員数1,000万人、アメーバピグなど独自のモデルを次々に展開し、その事業規模は年間売上100億円を超え今も順調に拡大しているAmebaですが、黒字化までにかかった期間は5年、累積損失は約60億円に上ったということです。
長瀬様からは、この期間の経験を通して得られた学びを以下4つのポイントにまとめてわかりやすく共有をいただきました。

  • 内製化とサービス品質
  • 課金事業とデータマイニング
  • Ameba式カイゼン
  • 新規事業を考える機会

若い社員の活躍が知られる同社ですが、全編を通して、特に日進月歩のwebサービスの世界において、いかに技術者の情熱を引き出し、保ち、育成していくかという工夫に満ちた活動や、それを仕組として定着させていこうという試みが粛々と実行されている同社の空気を感じ取ることができました。

特に、お話の中でいくつか紹介されたキーワードや社内用語の中に、MAをせず自社での人材育成と新規事業立ち上げを続けている同社の信念が表れていました。

「エンジニアの技術力と情熱が1のアイデアを1以上の形にする。それがサービスの差として現れる」⇒内製にこだわり、スピードとクオリティを両立していく。
「アイデアのカツアゲ」「細やかな改善の積み重ね、それ自体が決定的なヒットの要因となる」⇒制度としての新規事業や改善点の抽出会議で、絶え間ないサービスの進化を実現する


株式会社サイバーエージェント 技術部門 執行役員 長瀬様

盛りだくさんの内容でしたが、大変整理されたご説明で、参考となるポイントがいくつか発見できたのではないでしょうか。

ご参加された皆様ありがとうございました。

次回の定例の勉強会は12月19日(月)に、「IT企業の人材採用」をテーマに開催予定です。 ご興味がありましたら、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。

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