第3回HTML5ワーキンググループが開催されました。
2012年3月19日に第3回「HTML5ワーキンググループ」が開催されました。このワーキンググループは、2011年9月に月例勉強会「Webサービスから見たHTML5 ―HTML5の現状と今後の展望―」が開催された際、ご好評をいただき、ワーキンググループ化を希望される声もあがったため、設置されたものです。第3回目の開催となった今回は、テーマに高い関心をお持ちの、継続的にご参加頂いている会員の方24名の参加で行われました。
「職人技」では未来が見えない!みんなが使えるAdobeのHTML5関連ツールとソリューション
第3回目の活動となる今回は、『「職人技」では未来が見えない!みんなが使えるAdobeのHTML5関連ツールとソリューション』をテーマに、アドビ システムズ 株式会社 テクニカルエバンジェリスト 太田禎一氏よりご講演頂きました。
はじめに、太田氏より、マルチデバイス対応のWebサイトやアプリの実装技術としてHTML5とその関連技術は欠かせないものとなっているが、厳然と存在するブラウザ実装の差異や開発ツールの不在といった理由により、往々にしてデキる個人の「職人技」に頼る場合が多い現状のご説明を頂きました。
続けて、「HTML5 PLEASE」などのHTML5開発技術を「民主化」するツールやソリューションをご紹介頂き、PC、モバイル等各種デバイスでコンテンツ開発をする際のポイントについてお話し頂きました。
さらに、「Adobe Edge」など、アドビ システムズ 株式会社が提供しているHTML5開発技術を「民主化」する様々なツールやソリューションを、実演も含めて多数ご紹介も頂きました。
最後に、「Adobe Creative Cloud」のビジョンのご説明とあわせて、HTML5時代のコンテンツ開発における”総合力”の重要性についてのお話しがありました。
講演後の質疑応答の時間には、座長の是井氏よりYahoo! JAPANでのHTML5への取り組みに関連した質問がなされ、活発な質疑応答が行われました。講演後の名刺交換の時間においても、太田氏と会員の方々の間で活発な意見交換が行われました。