第3回迷惑メール技術対策ワーキンググループを開催いたしました。

2011年12月19日に第3回「迷惑メール技術対策ワーキンググループ」が開催されました。テーマに高い関心をお持ちの、継続的にご参加頂いている会員の方約10名の参加で行われました。

座長の島貫氏より、毎回の定例議案として、本ワーキンググループの目的についての簡単なおさらいに続き、共催団体であるdkim.jpの活動報告が行われました。

続いて、今回のテーマとして、来年2月にJeBAより発行される「eビジネス白書」への本ワーキンググループの活動報告寄稿に当たり、その内容についての確認が行われました。先日、全会員向けに実施した「メールに関するアンケート」の集計結果を加えた内容となっており、メンバーからも積極的な提案がなされました。

その後、今後の本ワーキンググループの活動内容として、メンバーミッションと当面のスケジュールの確認がなされました。2012年年末を活動終了ターゲットとし、来年度はメーリングリストの発行およびDKIM関連イベントの開催を視野に入れてDKIMの普及活動していきたい旨のお話がありました。

最後に、質疑応答、自由討議として、メンバー各社のDKIM、SPF導入状況報告、電子メールの健全化に関連する取り組みのシェアおよびその他メールで困っていることをメンバー全員で話し合いました。小規模ワーキンググループであるため、全員に発言の機会があり、自社独自のメールに関する悩み等も話しやすく、全員でその問題について確認し意見することができ、また、座長の所属するヤフー株式会社および副座長の所属する楽天株式会社はメールサービスを運営している企業であるため、大量なメールを扱ったり、迷惑メールのフィルタリングサービスも行ったりしている観点からのアドバイスができ、各社の問題解決の糸口をつかみやすい建設的な討議となりました。

専門的なテーマであるため、小規模で行うことが多い本ワーキンググループですが、現状最もワーキンググループらしい活動が行えているとも言えます。

本人認証システムについてはよくわからないので参加しにくい、という会員社の中で、自社の電子メールについては悩みがある、という会員の方は、1度是非参加されてはいかがでしょうか。

ご参加頂いた皆様ありがとうございました。今後も定期的に開催してまいりますので、次回も是非ご参加ください。

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