大阪イノベーションハブの5周年記念イベントに藤田副代表理事、岡本幹事・関西支部長らが登壇しました

11月30日、グランフロント大阪 ナレッジシアターにおいて、大阪イノベーションハブ5周年記念フォーラム「Osaka Innovation X」が開催されました。大阪イノベーションハブ(OIH)は、大阪から世界に挑戦する起業家や技術者が集まるイノベーション創出拠点で、大阪市(経済戦略局)が設置し、公益財団法人大阪市都市型産業振興センターが運営しています。新経連は、OIHと連携しながら関西支部の活動を展開してきたご縁から、今回は協力団体としてこの記念フォーラムに参加しました。

  
はじめに、藤田晋副代表理事(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)が登壇し、「新規事業の育て方」をテーマ5周年記念講演を行いました。

  

講演では、会社を伸ばすための新規事業を育てるには、何よりも「人材育成と活性化が重要」とした上で、そのために20代でも子会社の取締役などのポジションに抜擢したり、「あした会議」と呼ばれる入社4年目までの社員が1泊2日で行う合宿形式のアイデア出し会議を行ったりするなど、いかに会社を盛り上げ、優秀な人材を会社に定着させられるかがカギになる、と話しました。

 
続いて行われた「起業家ディスカッション」には、岡本泰彦幹事・関西支部長(ライク株式会社代表取締役社長兼グループCEO)、岩田進幹事(株式会社ロックオン代表取締役)、新経連会員の山根太郎様(株式会社サンワカンパニー代表取締役社長)が登壇しました。

最初に「人材育成」や「スタートアップ企業に期待すること」などといったテーマについて、それぞれの登壇者が意見を述べ、それを基にしたディスカッションでは、現在の日本が10年前や5年前と比較して社会的・経済的に起業しやすい環境にあること、また、起業して上場を目指すだけに留まらず、どんな社会課題を解決するのかといった経営理念やビジョンが重要である、といった点が議論されました。また2025年に開催が決定した大阪万博をひとつの契機に、「産官学の連携による大阪独自のベンチャー集積拠点を目指そう」と来場者に呼び掛けました。

 

 

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