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8月22日、会員セミナー「寄付で世界を変革する~今年4年目となる寄付月間の試み」を開催しました

8月22日、会員セミナー「寄付で世界を変革する~今年4年目となる寄付月間の試み」を開催しました。
社会的事業や社会起業家が活発に活動をしていくには、そして様々な社会課題を解決していくには、社会的事業・社会起業家の活動の原資としての寄付が重要になってきます。また、寄付を行う側にとっても、寄付は「共感」を原動力に自らの思いを社会に伝えていくための大きな手段となります。
2015年に始まり今年で4回目となる寄付月間は、毎年12月に開催され、様々な個人、企業、団体等の参加の輪がますます大きくなってきています。
新経済連盟も、ベンチャー・フィランソロピーPTを中心に、ビジネスの成果を社会課題の解決に向けていく「フィランソロピー・エコシステム」の確立を目指す観点から、寄付月間賛同パートナーとして寄付月間の実施を支援してまいりました。
  
そうした中、今回のセミナーでは、日本における寄付の現状や、なぜ寄付や寄付文化を浸透させていくことが重要なのかということを始め、企業に期待することや寄付月間の趣旨などについてお話をいただきました。
  
今回講師をご担当いただいたのは、寄付月間推進委員会共同事務局の、馬越裕子様(コモンズ投信株式会社 コモンズSEEDCap&POINT担当)、木勢翔太様(トビタテ!留学JAPAN事務局)、福田哲郎様(公益財団法人日本サッカー協会 グラスルーツ推進部)、間辺初夏様(フリーランスファンドレイザー)です。
(セミナーの様子)
  
講師の皆様方からは、それぞれ仕事上どのような立場から寄付に関わっておられるか、そして企業として寄付に取り組む意義等についてお話をいただきました。
その中で、寄付月間のスローガンともなっている「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」というメッセージに集約されているように、寄付は自分たちの手で将来を変えていくための「投資」であると位置付けられること、寄付は必ずしも多額のものだけではなく、小額でも集まれば将来を変えていく大きな力を有することを強調してご説明いただきました。
また、その上で、寄付をされる方は実際に将来に対する危機感や、寄付対象となる事業に対する共感が大きな原動力となっていることについてご説明いただきました。例えば、日本の若者の海外留学を促進する官民共働キャンペーンである「トビタテ!留学JAPAN」が展開する「日本代表プログラム」は、寄付によって事業が成り立っていますが、日本における人材育成の将来に対する危機感等がそうした寄付の大きな原動力となっているとのことです。
  
参加者の方々からも、社会的意義の高い事業を行うに当たり、寄付を集めていく必要があるが、どのように一般にアプローチしていくべきかなど、実際に直面されている課題を踏まえたご質問等をいただきました。
  
日本はこれまで比較的寄付文化が浸透していないことが指摘されてきましたが、東日本大震災後の経験や、寄付月間をはじめとする近年の活動、そして一般的に寄付に対する意識のハードルが低い海外との交流等により、徐々に変わりつつあることも感じられました。
フィランソロピーの促進を掲げる新経済連盟としても、さらにこうした動きを加速できるよう、今後も活動を進めてまいりたいと考えております。
  
今回お集まりいただいた会員の皆様、ご質問いただいた皆様、そして講師の馬越様、木勢様、福田様、間辺様、どうもありがとうございました。
   
■参考:
・寄付月間~Giving December~2018 http://giving12.jp/
(講師の皆様 前列左より、福田様、馬越様 後列左より、木勢様、間辺様)
  
  
  

以上