「イノベーションとマイクロソフト:Windows8」と題して勉強会を開催しました。

11月度の勉強会は、日本マイクロソフト株式会社様より会場をご提供頂きまして、同社のマイクロソフトテクノロジーセンター センター長 澤 円(さわ・まどか)様より、「イノベーションとマイクロソフト:Windows8」をテーマにご講演賜りました。

冒頭は、ビジネスモデルの説明から始まり、Windows8のローンチイベントのエピソードや研究活動の中長期ビジョン、テクノロジーの進化への対応、人間に対して優しいインターフェースを目指す、という同社のイノベーションに関連する興味深いお話を頂きました。

今回のセミナーでは、Windows8を動かしたデモンストレーションも行われ、タブレット端末とノートPCの両方のニーズに応えたことや横スクロールを基調とした画面構成となったこと、データのビジュアル化やタスクバー等が省略されたフル画面ビュアーを実現したことなどが表現され、これまでのWindows OSが革新的に進化したことを実感しました。

特に印象に残ったトピックは、USBメモリなどのストレージデバイスからWindowsを起動することのできるWindows to goに関するお話でした。Windows to goのイメージは、Windows8のOSをUSBメモリにインストールするというもので、USBメモリさえ持ち歩けば、接続するデバイスを問わずに、どこでも自分の環境でWindows8を起動させることができるという説明がなされ、高い関心を寄せていました。

セミナーの最後には、モーションキャプチャー技術を製品化したKinectについてもデモンストレーションが行われていました。Kinectは内蔵された各種センサーにより、体の動きや顔の表情を認識することができるものであり、ゲーム産業だけでなく、防犯対策やリピーター顧客の検出等、幅広いビジネスチャンスがあることの説明があり、会場からは感嘆の声が上がっておりました。

質疑応答の時間帯にも、多くの質問が出て、充実したセミナーとなっておりました。

会場をご提供頂いた日本マイクロソフト様、澤講師及びご参加頂いた皆様ありがとうございました。

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