NEST-NEXT #3「Libra(リブラ)の正体と攻防、その行方」を開催しました

様々な分野のフロントランナーをお招きし、ビジネスパーソンの知的好奇心に応えるイベントシリーズ「NEST-NEXT」の第3弾として、今回は「Libra」をテーマに「Libra(リブラ)の正体と攻防、その行方」を開催しました。


講師:左から、落合 孝文 様(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 パートナー 弁護士)
福島 良典 様(株式会社LayerX 代表取締役CEO)

まず、福島 良典 様より、Libraの狙いについて解説いただきました。
Facebookは中国のデジタル金融プレイヤーを意識しており、Libraを軸にグローバル金融サービスへの進出を図る狙いがあることや、技術的にはBitcoinやEthereumとよく比較されるが、性質や実現したい世界は全く異なるので新たな金融プラットフォームとして認識するべきといったお話がありました。

次に、落合 孝文 弁護士より、リブラの仕組み(リザーブ、協会ガバナンス)や規制当局との攻防(米国公聴会での反応、世界各国の反応)、金融庁高官による「アラームクロックとしてのリブラ」といった発言についても、丁寧に解説いただきました。

その後は、会場の参加者からチャット形式でたくさんの質問をいただき、活発に議論いただきました。


ディスカッションの様子

中央銀行デジタル通貨(CBDC)や民間デジタル通貨をはじめ、決済システムのデジタル化は、大きなうねりとして進みつつあります。今回のイベントが、ビジネスの最前線にいる皆様の知見をより深める機会となりましたら幸いです。

 

提言・ニュース