1月8日、会員セミナー「社会課題解決のための新規サービス創出ワークショップ(経済産業省様にて実施)に関する説明会」を開催しました

1月8日、会員セミナー「社会課題解決のための新規サービス創出ワークショップ(経済産業省様にて実施)に関する説明会」を開催しました。

 
経済産業省様では、自治体が直面する社会課題について、自治体と民間事業者が一体となったプロジェクトチームを組成し、新規サービスを創出するためのワークショップ「社会課題解決サービス創出ワークショップ」を開催されています。
このワークショップは、自治体の担当者と協働して新規サービスのアイデア作り・提案につながる検討を行うだけでなく、プロトタイプ作り・PDCA回しまで行い、来年度の事業化につなげることまで視野においたものです。
経済産業省様では、事業の組成段階から具体的なサービスの設計に携わっていきたい事業者を募集されており、今回、直接経済産業省様から本ワークショップの趣旨・目的、扱う予定のテーマ・関係自治体、今後のスケジュール等についてご説明いただくとともに、質疑応答・意見交換していただく機会として、本セミナーを開催しました。

 
本セミナーでは、経済産業省 商務サービスグループ サービス政策課の柴田様及び同グループ参事官室の板垣様より、ワークショップの趣旨・目的として、次のようなご説明をいただきました。
・特に中規模以下の自治体において、公共サービスの全般的な提供を行っていくことが年々難しくなっている背景
・そうした中、社会課題分野を新たなビジネスチャンスと捉え、「ビジネスをソーシャルに」というアプローチで取組
・ビジネスを社会課題の解決に活かしていくためのイノベーション、社会課題解決の「ビジネス化」については、いまだその「仕組み」が十分できているとは言えず、本ワークショップを通じて「仕組み」を作っていくことが念頭にあること
・自治体が直面する社会課題を16項目にまとめ、またそれらを解決し得るサービスとして66種類のサービスを整理した上で、今年度中に行うテーマとしては、5自治体の3テーマ「森林」「健康」「モビリティ」としたこと

 
講師の方からのご説明の後、参加者の皆様からは、本ワークショップの狙いについて更に深掘りしたご質問や、ワークショップへの参加意思の表明などを寄せていただきました。

  

(セミナーの様子)

 
新経済連盟としても、ビジネスを通じての社会課題の解決やソーシャル・イノベーションの促進は重要な政策課題と捉えており、今回のセミナーが具体的な取組につながっていけば非常にすばらしいことだと考えております。
今回ご説明をいただきました経済産業省の講師の皆様、ご参加いただきました会員の皆様、どうもありがとうございました。

 

以上

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