8月18日、会員向セミナー「改正個人情報保護法に関する説明会」を開催しました

ひかり総合法律事務所パートナー弁護士 板倉陽一郎様をお招きして、「改正個人情報保護法に関する説明会」と題して、7月24日の初級編と8月18日の上級編の2回にわたって会員セミナーを開催しました。
   
   
   
   
改正個人情報保護法は、2017年5月末に施行されており、板倉弁護士は、この分野の第一人者です。
   
   
   
   
初級編では、基本的な法制度を扱い、個人情報保護委員会事務局作成の「個人情報保護法の基本」をもとに
「個人情報保護法とは」、
「改正個人情報保護法のポイント」、
「個人情報とは」、
「事業者が守るべきルール(取得・利用、安全管理、他人に渡す場合、外国の第三者に渡す場合、開示請求への対応)」、
「ビッグデータ時代への対応」、
「認定個人情報保護団体」
「適用除外」
「グローバル化への対応」
などについて、解説をいただきました。
   
   
   
   
   
上級編では、ビジネスを行っていくうえでの実践面を考慮した内容を扱い、上級の目標として、①何の法令・ガイドラインが適用されるか「瞬時に」分かること、②複数の法人・機関が関係するスキームを整理できること、③複数の国が関係するスキームを整理できること、④リスクを取る判断ができること、⑤自社のビジネスに関連する個人情報・パーソナルデータに関する情報を収集できること、⑥個人情報・パーソナルデータの取扱いに関して関連する自社の部署を判断できること、⑦相談する適切な行政機関(個人情報保護委員会なのか,事業所管大臣なのか,etc)が判断できること、⑧どうしても制度を変えたい場合の手段を把握していること、を掲げ、
「改正個人情報保護法の概要」、
「匿名加工情報」、
「クレジットカード編」、
「健康・医療分野の個人情報の取扱い」、
「外国編(一般データ保護規則、欧米プライバシーシールド)」
の各パートについて、上級編で求められる視点を踏まえ解説をいただきました。
   
改正個人情報はビジネスに与える影響が大きいため、特に実践面を考慮した上級編には多数の方に参加いただきました。
   
   
   
   
2回にわたりご講演を頂きました板倉弁護士、お集まり頂いた会員のみなさま、誠にありがとうございました。
   
   
   

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