第1回迷惑メール技術対策ワーキンググループを開催しました。

2010年12月9日に第1回「迷惑メール技術対策ワーキンググループ」が開催されました。
当団体初めての技術系ワーキンググループ発足となり、迷惑メール対策にご関心をお持ちの会員の方、技術についての情報共有を求められている会員の方が20名で構成されたワーキンググループとなりました。

本ワーキンググループを共催する「dkim.jp」の幹事でもある座長のヤフー株式会社島貫氏、副座長の楽天株式会社赤桐氏の両名より、既に欧米ではスタンダードになっている送信ドメイン認証システム「DKIM」と、その日本での普及を目指す団体「dkim.jp」についてご説明をいただきました。また、「DKIM」の普及がeビジネス推進に直結するものであること、自社のブランドイメージの維持およびビジネスに有用なしくみであることについておよび今後本ワーキンググループで行っていくこと等をお話しいただきました。

質疑応答の際には、構成員の皆様より自発的なご質問が多数寄せられました。また、終了後も講師とのみならず、構成員間でも名刺交換が広く行われながら、情報交換をされているご様子が見受けられました。

今後、本ワーキンググループでは、「DKIM」だけではなく他の送信ドメイン認証システムについての議論や、会員各社において迷惑メール対策で困っていること等の情報交換を行う等、広く構成員の希望に合わせながら進めていきたいと考えております。また、来年には迷惑メール対策についてのイベントを本ワーキンググループ主体で開催する等、会員の枠を超えた一般に向けての情報発信も計画しております。
本ワーキンググループの第2回は来年1月の開催を予定しております。また会員の皆様にご案内いたしますので、今回お越しいただけなかった方にも是非積極的に本ワーキンググループにご参加ください。

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