【オンラインセミナー】「With/Afterコロナの研究開発・特許出願戦略に向けて」を開催しました

新経済連盟(以下、「新経連」)は、1月13日、オンラインセミナー「With/Afterコロナの研究開発・特許出願戦略に向けて」を開催しました。
 
現在、特許庁では、新型コロナウイルスの感染拡大によりライフスタイル、ビジネススタイル等が大きく変化する中にあってもイノベーションを停滞させないための検討が行われています。本セミナーでは、特許庁総務部長の小見山康二様から、特許庁が考える今後の課題を伺いました。
 
ご講演では、基本問題小委員会における有識者の議論も踏まえ、調査対象文献の急増等へ対応するため、今後AI等を活用した審査プロセスの効率化・合理化を徹底すること、各種申請手続の押印廃止及びデジタル化を進めること、審査の品質を維持しつつ料金体系を見直すこと等、特許庁の取組状況が説明されました。
 
  
                              (特許庁説明資料より抜粋)
   
 
参加者からは、特許庁としての審査処理に関する目標や審査効率化のための人員体制等について質問がなされました。本セミナーには、特許実務の担当者を始めとして多くの皆様からご参加をいただき、今後の研究開発・特許出願戦略への関心の高さが伺えました。
 
新経連としては、今後も必要な情報提供及び関係省庁への働きかけを行ってまいります。
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