社会保障・税の一体改革に関する当団体代表理事のコメントを掲載しました。

2012年7月6日
一般社団法人新経済連盟
代表理事 三木谷 浩史

現在、社会保障・税の一体改革関連法案が国会で審議されていますが、この問題に対する新経済連盟代表理事としてのコメントを発表します。

昨今の経済情勢は依然としてデフレ不況下にあると考えられ先行きも不透明なままです。このような厳しい状況の中では、イノベーションを促進し民間活力が最大限に発揮できる環境を整備し日本の国際競争力を向上させる成長戦略と一体的・総合的に議論をすることが必要不可欠と考えます。また、「小さな政府」を目指して徹底的な効率化による行財政改革を通じた歳出カット等を確実に行っていくことも必要不可欠です。消費税を上げるための議論のみが先行し、歳出カット等の他の施策に関する議論が十分に行われていないことは大変遺憾です。今後の参議院の審議及び制度設計の議論を通じて、これらに関する議論が十分に行われていくことを望みます。

参考資料:一般会計歳出総額の年度推移

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